屋形船

創作絵
タイトルは、
「reincarnation：輪廻」「incarnation：肉体を与えること、人間化、降生」
の二つと、花のカーネーションcarnationから。
花言葉には「女性の愛」「感覚」「感動」「純粋な愛情」がありますが、色によっても変わる花言葉なので、以下にその一部を。

赤「母の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」「哀れみ」
濃赤「私の心に哀しみを」
黄色「軽蔑」「嫉妬」
白「私の愛は生きている」「愛の拒絶」
ピンク「熱愛」「気品」「あたたかい心」
オレンジ「純粋な愛」「情熱・熱心」「集団美」「あなたを熱愛します」「清らかな慕情」
ムーンダスト「永遠の幸福」
などなど。

しかしこの知識が作中に出てくるかというと、あまりそうでもなかったり？

和服を着ているのが「主」なのですが、彼らの目の色は契約者の魔力の色が反映されます。
逆に、契約者の目は魔力を使用される時に発色しますが、基本的には茶か黒です。日本人です。


勝手に身体に居候されてしまった少年と、怪我が治るまでと仮契約を持ちだした少女。
今は亡き祖父の家で一人暮らす少女と、その祖父の知己であった少年。
孤児院育ちの明朗快活食いしん坊少女と、その子を騙してでも外へ出たかった女。
金銭に並々ならぬ執着を見せる孤独な少女と、その子を見守ってきた心配性な幼馴染の少年と、大切な義姉を探している大雑把な少年。
怪我が絶えない不器用な少年と、誰とも契約したがらない最古の主。

広大な敷地を持つ学園と、その近隣の街で繰り広げられる不思議な縁のお話。

になればいいなー